子供部屋収納のコツ

 

 子供部屋は年代によって使う目的が変わります。

 

【幼児期】

生活のメインは家の共有部分(リビングダイニング)で自分の部屋を一人で使うということは少なく、どちらかというと収納スペースとして使う方が多いようです。なんでもかんでもしまいこむのではなく、思い出の作品、お下がりの洋服、シーズンオフの布団などわかりやすく収納しましょう。

また床部分はなにも置かないのがベスト。プラレールを広げて遊んだり、安全なプレイスペースとして親子の遊び場として活用できます。

 

【学童期】

家庭学習の習慣をつける時期。リビング学習することもありますが、メリハリをつけるためにも学用品は自室で管理するようにしましょう。

学習机の上にノートや教科書を平積みにするのではなく、棚に立てて収納するなど徐々に学習机として使える準備をしましょう。

 

【中高生】

自室で一人で過ごす時間が増えます。なかなかの親が介入しにくい時期ですが、年度末などは収納を親子で見直しましょう。学校や塾で使用したプリントや教材など紙類がぐんと増える時期です。ファイリングをして活用できる仕組みを整えましょう。

小学5年生女児の学習机例。机の上にはなにも置かず、お気に入りの写真などを飾っています。お気に入りのバッグはかける収納に。見える収納で使い忘れもありません。

収納がない高3男子の衣類収納

小さなチェストと壁につけたハンガー掛けだけのシンプルな収納ですが、洋服の数が少ないためスッキリした印象です。たたむ時間がない時はチェストわきのカゴに一時置きをしています。